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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第20章 TINY-ちっぽけな-
「姫凪、俺さっき
チョット上司に呼ばれてさ
早く帰るのは無理なんだけど
終わったらダッシュで行くからさ
それまで休んでろ?な?」
お手伝いさんは
なんだかんだ言っても寛大だ。
上がりこんでも
文句は言わないだろう
それは姫凪も分かってるから
当然の様に
喜んで待っててくれると
思ってたんだ
なのに返って来た言葉は
〈来ちゃダメ…移っちゃうから…〉
俺の予想を大きく外した物だった
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