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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第2章 過去


「すいません」

『じゃあモウしない?』

「なるべく我慢する」

『なるべくじゃダメ』

「限界まで我慢する」

『…姫凪がイイって
言うまで……我慢して』

「…言わない気だろ、それ?」

『バレた?(笑)』 

そんな約束は守られないって
どこかで諦めそうになるけど

「一緒に寝るとか言うくせに
生殺しだろ?それー」

『お仕置き?』

「鬼か!」

『そんな姫凪が
好きなくせに(笑)』

それでもその約束を
信じたくて
まだ希望は捨てたくないの
まだ戻れるって思いたいの

バカかな?バカだよね?
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