第2章 過去
「わざとらし…蛍の事そんなに
気になる?」
『ならない…!』
「ふーん…ほーんとかなぁ?」
明光くんの声が近くなる
「確かめていいか?」
指が引きぬかれ代わりに
もっと大きくて硬いモノが
擦りつけられるのがわかった
『ダメ!お願い!明光くん…
姫凪…』
明光くんとは友達に戻りたいの!
声は最後まで言い終われなかった
ずらされた下着から
ソレはねじ込まれ
あっという間に奥まで届く
「ヤバ…姫凪のナカ…
相変わらず超気持いい…」
荒い息と共に吐かれる言葉
溢れだしそうになる声を
必死に噛み殺す
「蛍ー……か?」
明光くんが何か言って
「どーぞ」
蛍くんの声がして
もしかしたら
こっちに来るんじゃないかって
思うと気が気じゃない