第2章 過去
「さっきの続き…やろーぜ?」
なんで?イキナリ?
『や…チョットなんで…?』
「だって姫凪、蛍の事
ばっかり気にしてムカツク」
私の身体を引き寄せて
服を乱していく
慣れた手つきでボタンを外されて
逃げようとすれば壁に追いやられ
手を付かされる
「いー子にしとけって
姫凪が声我慢してたら
蛍にはバレないよ?」
後ろから抱かれて囁かれる
『…明光くん…やだ……』
「気持よくなりたいだろ?
さっき、イケなかったもんな?
すぐシテやんなくてゴメンな?」
『なんで…別れたのに……』
涙を必死で堪えて振り返ると
「嫌いで別れたんじゃない
姫凪は俺のじゃなきゃ
嫌なんだ
でも…姫凪は俺より
蛍の事ばっか気にしてるだろ?」
喋りながらも手はユックリ
服を脱がしていき
顕になった胸を乱暴に触られた