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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


もしキミが居なくなったら
なんて。チョットでも思うと
怖くなって

「離さない…離れない…離したくない…」

思わずギュッて抱き締める

『離れないよ…離さないで……』

僕に縋るように身体を預ける姫凪

肌を合せて指を絡めて
混ざり合いながら
何度も"ずっと一緒"を確かめ合う

あったかくて
気持よくて
すごく落ち着く

離れるわけないよね
こんな幸せが途切れるわけ無い

小さな温もりを胸に抱いて
トクトク聞こえる
キミの胸の音を聞きながら
二人の夜を終えた
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