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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


『えー?どうやって?なにでなおすの?』

「僕の愛で?」

『だからキザー!!』

「アニキより?」

『うん(笑)』

「ふーん、一個勝ったね」

この調子で少しずつ僕を
キミに刻み込めたら
僕はアニキに勝てるかな?

勝ち負けじゃないのは
分かってるよ?

だけどさ

キミの事では
負けたくないんだから

仕方ないじゃない?
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