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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


頭をひと撫でして身体を離すと

寂しそうな顔の姫凪が
僕を涙目で見つめてる

「どうしたの?なんで泣きそうなの?」

姫凪に尋ねながら

口を縛ったゴムを軽くティッシュで
包んでゴミ箱に捨てる

『何でもない…蛍…好き…』

あー、うん。
何でもない顔してないから

姫凪を再び押し倒して
二人でシーツに潜る

「姫凪?チャント話して?
話してくれないと
分からないから、ね?」
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