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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


肩とかお腹とか普段なら
別に擽ったくなんかないのに

「ちょ…や…め…ン…怒る…よ…」

頭の先にブルっと震えが
登っていく

『あ、思い出した!
蛍くんの弱いとこ〜♡』

子供っぽい声色で言って笑い
僕の首に腕を回して
首筋を舌で舐めた

「ン!ゎ…ダメ…ってば…布施!」

顔を背ける僕を姫凪は
唇を尖らせてジッと見た
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