第2章 過去
「姫凪…?」
明光くんが私を見てる
あ、戻った?
『もうダメ!怒るよ!』
「濡れてるくせにー?」
ダメだ…戻ってない…
『濡れてないー!』
「調べていい?」
ニコニコしたまま
近づいて来て身体を引き寄せ
『ダメ…だからぁ』
さっきの続きをと言わんばかり
厭らしい手付きで私の
ナカを掻き回し始める
ダメだと思ってるのに
感じちゃってるのが
恥ずかしくてポロポロ涙が出る
「泣くなよ…やりにくいってー」
ウソばっかり…嬉しそうな
顔してるの見なくてもわかるー…
その証拠に手の動きが早くなって
私も頭がクラクラして…
ヤバ…イッちゃ…ぅ
蛍くん早く帰ってきて…
明光くん止められるの蛍くんしか…