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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


「ずっとずっと…こうしたかった…」

『蛍…くん?』

頭の中整理してから喋ろうと
思ってたのに……
それより先に行動してた

らしくないよね?

「寂しかったんだよ…悪いの?」

夢みたいで
捕まえとかなきゃ
また居なくなりそうで

そう思ったら無性に怖くて

姫凪を抱く腕の力が強くなる

『痛い…よ……』

「うん、ゴメン。あとちょっと」
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