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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第2章 過去


学校の帰り
蛍くんとまた口喧嘩になって
私だけ月島家に先に戻った

後ろを振り返ってみたけど
ノッポな影は見えなくて
やっぱり追いかけて来てくれないし!

なんて思って玄関を開けると
大きな靴

『明光くん!?』

リビングに飛び込んだ

「おー!姫凪!久しぶりー」

ソファーで携帯を弄りながら
笑顔の明光くんが
私に手を上げる

『おかえり!明光くん!!』

変わらない笑顔が嬉しくて
思わず明光くんに倒れこむ

「ただいまー姫凪ー
逢いたかったー♡」

そのまま明光くんに抱きしめられて
唇を奪われる

それはそれは自然に
息をする様にあっさりと。
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