第2章 過去
『違いますぅ!明光くんの学校
受けてみたら受かったんですぅ!』
「どこ行くの!って
しつこく聞いてきたの誰?」
『うっ…あ!勝手にしなよって
言ったの誰!?』
「なにドヤってんの?バカなの?」
『姫凪バカじゃないもん!』
「じゃあガキだね」
フフンとでも聞こえてきそうな顔
『もー!ガキガキ言わないで!
姫凪子供じゃないもん!』
「その辺の中学生よりも幼いって(笑)」
『色気ないって事?』
「あると思ってる事にビックリ」
『!?』
これでも明光くんは姫凪の事……
あれ?
色っぽい…
って言われた事ない!
これじゃ蛍くんの言った通りじゃない!
「ナニ?こうさーーん?」
むかつく!
超ニヤニヤしてる!!
えーっとえーっと………
何か反論しなければ………