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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第2章 過去


『蛍くん?』

「ナニ?」

『さっきはゴメンネ?』

蛍くんの手を握る

「別に?慣れてるから大丈夫」

いつも通りの蛍くんに
モヤモヤしてて沈んでた心が
一気に軽くなった気がした
きっと明光くんとの事だって
忠くんの言うように
心配して言ってくれたのかも
しれないのに………

一瞬でも嫌いなんて
思ってごめんなさい
なんて思いながら見上げてると 

「どーしたの?ゴメンは
さっき聞いたよ?」

頭をポンポン叩きながら
笑う蛍くんに

『ヤッパリ姫凪蛍くんの事
大好きみたい!!』

と、私も笑いかけ
仲直り完了!?って思ったのに

「はぁ?ヤッパリって何?
チョット嫌いだったって事なの?
布施のくせに生意気」

ニヤニヤした顔で頭を抑えてきた
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