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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第5章 涙の温度
『蛍くん?食べないの?』
「食べる。珈琲入れて」
『はぁい』
いつもと変わらず
過ぎていく朝の光景
変わらない姫凪の笑顔
気のせい?
僕の考えすぎ?かな
なんて思ってた。
でも現実は非情で
朝練へ向かう道中
『あ、今日からはチャント
お家で寝るね!』
姫凪がアッサリと
言い放ったこの言葉で
僕達の【いつも通り】が
ユックリユックリ
でも確実に崩れていく事になる
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