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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第5章 涙の温度
『え?うん…嬉しい。持って帰る』
「持って帰らなくても(笑)」
『持って帰りたいの!』
「好きにしなよ」
僕が笑うと
『…こ…で…ないよ』
姫凪が何か呟いた
「え?なに?」
『なんでもなーい!
ありがと!蛍くん』
異様に明るい姫凪を連れて
部屋に戻った
までは良かった。
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