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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第5章 涙の温度
【兄ちゃんと僕とキミと】
「ただいまー」
『お邪魔しまーす』
布施を連れて帰ると
驚く程いつも通りの布施で。
「遅いから心配したわよ!
明光ったら!送り先間違えたの?
ごめんね?姫凪ちゃん?
一人でお家怖かったんじゃない?」
『あ…大丈夫!蛍くんが
来てくれたから…』
「そう?ならよかった。
姫凪ちゃんお風呂入ってきなさい
疲れた顔してるから
私はもう寝るわねー」
母さんがリビングから出て行く
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