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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第4章 たかが恋?
「行き止まりだね、そろそろ言いなよ
僕に言う事ないの?あるよね?」
蛍くんの手が壁につかれ
顔を覗き込んできた
話したい事も話せる事もない。
私にあるのは隠し事だけだよ!
だからもう………
「布施、おかえり」
蛍くんの手が頭を撫でる
「まだ?聞こえてないのかな?
布施、待ってたよ、おかえり」
優しく優しく
ユックリ宥めるように
頭の上を行き来する
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