• テキストサイズ

白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第4章 たかが恋?


「行き止まりだね、そろそろ言いなよ
僕に言う事ないの?あるよね?」

蛍くんの手が壁につかれ
顔を覗き込んできた

話したい事も話せる事もない。
私にあるのは隠し事だけだよ!

だからもう………

「布施、おかえり」

蛍くんの手が頭を撫でる

「まだ?聞こえてないのかな?
布施、待ってたよ、おかえり」

優しく優しく
ユックリ宥めるように
頭の上を行き来する
/ 2295ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp