第4章 たかが恋?
俺の部屋を見渡しながら
ベットに凭れて珈琲を飲む
部屋に女あげたのお前が
初めて…って当たり前か。
俺の女お前だけだし(笑)
あーぁ。全然割り切れねぇ。
未だに俺の女はお前で
お前の男は俺なんだ
だから余計に
お前の頭の中に
居座ってる奴に
どうしようもなく
嫉妬する
「姫凪さ…またチョット痩せた?」
また食べてねぇのか?
チョット心配になる
『そう?体重測ってないから
わかんない』
自分で二の腕さわって
首を傾げる姿もなんか
チョット可愛くて笑けてくる
また一緒に美味いもん食おうぜ?
今度は何処にしよう
姫凪は少食だからなー…
なんて考えながら
「元々ちっこいのに
これ以上しぼむなよー?
抱き心地悪くなりそ(笑)」
何気なく言ったんだ………