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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第1章 アニキの元カノ


布団に潜り込んでみても
寝れそうにない
さっきの布施の事思い出すと
おさまるどころか
熱をモツ下半身

「クソ…どーしてくれんだよ」

身体を起して水でも飲みに行こうかと
部屋のドアに手をかけた時

『蛍くん?起きてる?』

布施の声がした
なに?まだ何かあるの?
寝たフリする事も出来たけど

「ナニ?」

咄嗟に声がでた

『あの…入っていい?』 
 
「はぁ?なんで?」 

あまりに唐突な申し出に
必死に口を滑る冷静っぽい声は
自分で出してて恥ずかしい

『お願いが…あって』

「…無理。アニキの部屋いけよ」

なんでわざわざ今来るの?
狙ってるの?
ヤられたいの?

…そんなわけないか。
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