第18章 千代に八千代に………
明光side
家に着いて
姫凪と
デッカ過ぎるケーキ作って
クタクタになった
蛍に贈れば
「はぁ?いくらなんでも
大き過ぎデショ?
加減ってもの……
知らないよね
アニキと姫凪は」
首筋に増えた
キスマークを
見て呆れた顔で笑う蛍
「メデタイ事は
ド派手に祝うもんだぞ?!
ほら!喰えー!」
『そうだよ!
姫凪犯されながらも
頑張って作っ………ぐむむ』
「…生クリームに変なの
混ざってないよね……?」
「犯したのは生地をオーブンで
膨らませてる時だけ…って!
言わすな!」
「いや、先ず
人が死ぬ思いで勝った試合の
あとに盛るなよ」
ごもっとも!
『後だけじゃな………』
止めなさい!