第17章 永遠に………
可愛くて堪らないよね
何もかも僕の
タイプなんだよ、クソ。
「姫凪…大丈夫…
早く帰ろう?
今日はどっち?
家?それとも………」
出来るなら今日は
添い寝は勘弁して欲しい
って思った時に限って
『あ、今日は………
一緒に…がいい、な?』
こういう展開なんだよね
ありがち過ぎる…
僕大丈夫かな?
押し黙る僕を見て
『あ!無理ならいいよ!
マコトも遅くには
帰って来るって言ってたから
マコトに頼むよ!』
姫凪が慌てて
僕の手を離して
『姫凪のお家まで
送って!蛍くん!』
少し先を歩き出す