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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第17章 永遠に………
姫凪が
僕の腕に絡み付いて
及川さんを睨む
「姫凪…キミ…」
『ね!蛍くんと
姫凪はラブラブだもんね!』
分かってる
ただこの場を乗り切る
お芝居だって事
なのに
「ん、うん。
そうだね…ラブラブ…だよね」
軽く引き寄せた身体から
香る甘い匂いに
ドクンと疼く気持ち
フラッシュバック。
僕の中に鮮やかに蘇った
姫凪との日々
引き寄せた身体を
キュッと抱き締めて
「僕のなんで
ヨロシクとうぞ」
自然に口から零れたセリフ
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