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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第12章 労苦


『ご褒美??』

不安そうな声に
暴走しそうな感情を必死に抑えて

「ほっぺにチューして♡
頑張るお兄ちゃんに
ご褒美〜♡」

ワザト戯けた甘い声で
姫凪の顔を覗きこむ 

『ファイ!?ほっぺ!?』  

「え?口にしてくれんの?(笑)
………ウソウソ!
いー子のチューは?
お兄ちゃんにチュー?」

【お兄ちゃん】って口に出す度
痛む心を笑顔で誤魔化して

姫凪の身体を抱き締める
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