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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第4章 たかが恋?
「僕、朝練だから行くけど
キミはどうする?」
『一緒に行くー!蛍くんと
行くー!!』
「…テンション高い…行くなら
サッサと食べなよ」
蛍くんが私の頭を撫でる
『はーい』
残りのパンを頬張り席を立ち
また蛍くんに並ぶ
さっきの手の感覚が忘れならなくて
蛍くんの手にソワソワする
自惚れたらダメだって
言い聞かしてみるけど
ヤッパリそわそわしちゃう
「なにニヤケてんの?
気持ち悪いんだけど」
あ〜、まぁ、浮かれるのは
私だけで蛍くんは
ヤッパリいつもの
蛍くんだよねー(笑)
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