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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第12章 労苦


『蛍も同じだよ 
あんな風に見えるけど
凄く凄く大切にしてくれてるの
私が泣きそうな時は
いつも絶対に隣に居てくれたの
手を離さないのは
いつも蛍だったの』

小さい時からずっと
蛍は側にいてくれた

明光くんと喧嘩した時
一人で待ってて泣きそうな時

いつもいつも居てくれたもん

優しいの暖かいの 
だから私は蛍を好きになったの

蛍の事をイッパイ思い出す 

うん。大好き。

このまま終わるなんて嫌で

そんなの悲し過ぎて
耐えられないよ

私は蛍と幸せになりたいって
あの時思ったの

変わってなんか…ないよ
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