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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第12章 労苦
「姫凪…このまま…
二人で…現実逃避したいな
秘密の部屋に閉じこもって
二人で居たい………」
頭の上から降る言葉
『冗談、って言わないの?』
ドキドキはまた一気に
早くなって
声が上擦る
「言って欲しい?」
………分からない。
言われたら笑える。
"明光くんのバカー"って
笑えると思う
でも………
「冗談に決まってんだろ(笑)
そんな事したら
蛍が暴れて家が壊れそう(笑)
蛍の姫凪だもな
攫えねぇよ、うん。」
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