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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第10章 われてもすゑに…。


『え!?明光くん!マコトは
いー子なのよ!?』

慌てる姫凪を見て 
アニキは目を細め

「邪魔者退散って意味だよバーカ♡」

いつものイタズラな
笑顔を見せて

部屋を出た

僕より全然大人で

時に強引で

でも真っ直ぐで

眩しいくらいに
光ってる

やっぱり僕は
まだ敵わないけど

大事にして守って来た
姫凪を僕に渡す覚悟が
分からないほど
ガキではなくなったから

必死になる
 
それじゃなきゃ
姫凪を守る資格なんかない

そうでしょ?兄ちゃん。
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