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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第10章 われてもすゑに…。
「蛍くんのモノマネも
練習する!出来るようになるね!」
「いや、それはいい」
『え!?なんで!?
姫凪見てみたいよ!?』
「本物が眼の前に居るでしょ?」
「ダメダメ!俺、姫凪に
一生頭上がんないから
姫凪が見たいなら
練習決定」
涙混じりの笑いが届く
「あ、そ?似てなかったら
わかってるよね?」
「任せてよ」
約束通り振り返らずに
部屋を出る
ドアが閉まる瞬間に聞こえた
"アリガト"って声に
手だけ上げて
僕らは姫凪の部屋に入った
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