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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第10章 われてもすゑに…。
部屋に入り
姫凪を下ろすと
ヘタヘタと床に腰を落とす
「どうしたの?」
同じ目線まで僕も腰を落とす
『き、き、緊張したぁ!
蛍、姫凪頑張った!
ね!マコト見た!?
笑ってた!チャント!
で、で!ゴメンナサイって!』
一気に喋って
ニコニコと笑う姫凪
そして。
『蛍ー?ワガママ言っていい??』
急に甘えた声で
僕に抱き着いてくる
「なに?」
なんて。わかってるクセに。
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