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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第9章 羅睺


「僕が寂しがるって
優しいお姉ちゃんは
心配してくれてるんだよ
だから、ごめんね?蛍くん
でもまた明日学校で逢えるから
いーよね?…ね?」

一瞬ゾクッとする様な笑顔に
姫凪の手を
掴もうとしてた手が止まる

「じゃあ!また!
行こう?お姉ちゃん♫」

姫凪はマコトに
手を引かれて連れて行かれた

追いかけようと思えば
追いかけられたのに

僕は何で追いかけなかったんだろう

巻き戻せるなら
巻き戻したいよ

キミを奪って逃げるのに
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