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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第8章 野心を抱く者
優しい声が頭の上に降って来て
「キスしていい?
深いの怖いでしょ?
普通のやつ。」
蛍の目に優しさが戻ってる
首を縦に振ると
チュッと少しだけ触れて
唇は離された
「ゴメンネのチュー
仲直りのチュー…は
姫凪からして?
僕それまで何にもしない
我慢するから」
私から少し距離を取って
腕枕だけした状態で
眉を下げて小さく
「ごめんね?姫凪の事
大好きだよ?ヤキモチ妬いて
ごめんね?」
と呟いた
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