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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第8章 野心を抱く者


涙に慌てた蛍が
自身を引き抜いて
私を抱きしめる

『蛍…苦しい…タスケテ…
ごめん…ごめんね…お願い…
離れないで…』

その胸にしがみついて
必死に安心を探す

「姫凪は悪くない
ゴメン。僕がおかしかったんだ
キミとアニキが触れ合ってるの
見たら止まらなかった
あんな短時間で 
何かあるわけないのに」

蛍の手が私の背中を
優しく擦る
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