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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第8章 野心を抱く者
必死にお腹に力を入れる
泣いたらきっと止まらなくなるから
「ん、そうだな。
姫凪。大丈夫か?
なんかあったら…そん時は…」
明光くんの手が私の頬に伸びてくる
もう片方の手は
いつの間にか腰を引き寄せていた
「なに?どういう状況?」
低い声に振り返ると
電話を終えた蛍が
入り口に立ってた
「どういう状況?って
聞いてるんだけど??」
ゾクッとする程低い声
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