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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第8章 野心を抱く者


「なに遠慮してんだよ?(笑)
オンナから連絡あったから
そっち行くんだよ(笑)
だから姫凪は
家でユックリしてけ?」

明光くんが軽く笑って
あの大きな手で私の頭に触れて
通り過ぎる

「(大丈夫か?俺はずっとお前の
味方だから。姫凪いー子)」

早口で私に囁いて
部屋を後にする

息が楽に吸えるようになった

「大丈夫??」

『全然余裕!
ビックリしただけよ?
でもお腹は本当に
チョット痛いの
お部屋で寝てていいかな?』

普通に話せる様になった

まだ少し胸が痛いけど

明光くんは
ヤッパリ私のヒーローだよ。

連絡来たオンナの人って
あの人かな??

少し妬けるけど

明光くんが前を向いてるなら
嬉しいよ。
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