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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第8章 野心を抱く者


蛍が私を引き寄せて
顔を覗き込んできた

『え!?見てるよ?!
てゆっか!近いよ?!』

「見てない。分かってないでしょ?
僕が怒ってるとか思ってない?」

『え?怒ってないの?
いや。怒ってるじゃん?
眉間の皺が凄いよ?
姫凪悪い子だったよね?
ゴメンネ?』

手を伸ばして頬に触ると

「あぁ。黒尾さんの事?
別に絡んでくるのは予測出来た
何にも無かったし
それは良いよ
ま、黒尾さんにはイラっとしたけど」

その手を取って
チュッとキスをする
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