第7章 満月はキミと微笑う

「月島さん…気になってますか？」

日向の声にイラっとする　

「いつ来ようと関係ないから。
なんで、知ってるとかも
気にならないし！」

あ。ダサ。
これじゃヤキモチ丸わかり…

「おい。関係ないとか言ったら
可哀想だろ？姫凪が
応援に来てくれんのに」

分かってない。さすが王様。
バレー以外は鈍感だよね

「わざわざキミに連絡してくるんだ
キミに逢いにくるんじゃないの？
ごちそうさま」