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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第6章 ハチミツDAYS
その後の事は痛すぎて思い出したくない
切れた絆の端が
まだこの部屋に漂ってるみたいだ
喪失感が半端ない
今思えば
俺の生きてきた半分以上は
姫凪と居たんだよな………
返された合鍵は
他の女に渡す選択肢はねぇから
ゴミ箱に投げ捨てた
姫凪の匂いの残るシーツを洗って
姫凪が置きっぱなしだったモノは
蛍に宛てて送ることにした
姫凪の面影を1つでも残したら
また触れたくなるから
また逢いたくなるから
携帯のメモリーも今までのLINEや
着歴も一緒に撮った写メも
全部全部消した
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