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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第3章 些細な変化


 【好きっていいなよ】

[パジャマ取ってくる]
って言って一度家に帰った
布施を家で待つ
これが彼氏彼女なら
この後の展開に浮かれるんだけど
僕にとっては
これからの夜を
どう耐えるかが重要で

「蛍ー?姫凪ちゃん遅くない?」

母さんの声でチラリと時計を見ると
言われてみればチョット遅い?

「飯でも食ってるんじゃない?」

「えー?そんなのウチで
食べればいいのにねぇ」

「変な所で遠慮するからね
一応見に行ってみる……」

重い腰を上げて外に出た
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