第3章 独りぼっち
沖田を見送ったあと、由紀は家へと入って行った
由紀「ただいま......」
シーン
由紀「何言ってんだろ、わたし。誰も応えてくれないって分かってるのに」
重い足取りで、キッチンへ向かう
思った通り、広いテーブルの上にはラップがかかった料理が置いてあり、その横には小さなメモ用紙が置いてあった。
《レンジで温めて食べてください》
メモにはそう書かれていた
由紀「はぁ....」
由紀は深いため息をつくと、料理を持ち、レンジへと向かって行く
いつまで独りでこうしてないといけないの?
泣きそうになりながら由紀は思った