第5章 5 告白 #伊月俊
大きな音をたてて椅子や机が倒れ、俺達も床に倒れた。
伊月「いたっ…」
目をあけると、目の前にの顔がある。
手には柔らかい感触があり、足は何か柔らかいものに挟まれていた。
どうやら、俺は俗に言う、ラッキースケベという物に出会ったようで。
手はの胸を、足はの脚が挟んでいた。
伊月「ごめん、すぐ退く。」
起き上がろうとすると、胸を揉んでしまったらしい。
が吐息を漏らした。
伊月「…やば」
それで俺は興奮してしまったらしい。下半身が疼いてたまらない。
『伊月先輩…もしかして』
伊月「ごめん、もしかしなくてもアレだ。」
は、俺の目を見て言った。
『先輩…シませんか?さっき助けてくれたお礼です。』
伊月「えっ?」
戸惑う俺を余所に、は下着だけの姿になった。
だけど、俺のアレが疼くのは止まらない。
伊月「分かった」
俺は、を床に押し倒してキスをした。
不気味な音をたてながらの熱いキス。
離したの唇は唾液で艶やかになっている。