第5章 第2体育館
音がする先には扉を大きく開けてある体育館が……
『男子バレー部か……』
?「あれ?小雪姫ちゃん?」
『ん?あ、』
潔ちゃん!?
『潔ちゃんはもしかして男子バレー部のマネさん?』
潔ちゃん「うん。そうだよ。小雪姫ちゃんはバレー興味あるの?」
『え?あ、うん。バレーはすき……』
潔ちゃん「じゃあさ、マネ一緒にやらない?」
『え?私?多分、役立たずだよ。』
潔ちゃん「そんなことないよ。そんなこと言ったら私も役立たずだよ?」
『私、潔ちゃんの頼みは拒否できないのよ。それわかってて言ってる?w』
潔ちゃん「そうなの?(ニヤ)」
『あはは、うん。マネやる。』
潔ちゃん「やった!」
『よろしくね。あ、ドリンク持つよ。』
潔ちゃん「ありがとう。」
そのまま2人で体育館に向かった
『私さー』
潔ちゃん「ん?」
『いとこがこっちに住んでて、この辺の高校通ってるの。2歳下なんだけどね。最近あってないのよー』
潔ちゃん「そうなんだ。その子もバレーやってるのかな?」
『うん。高校でバレー部に入ったらしい。』
潔ちゃん「じゃあ、試合で会えたらいいね。」
『うん。』
ガラガラ~
潔ちゃん「お疲れ様でーす。みんなちょっといいかな?」
?「どうした?清水?」
潔ちゃん「えっと、マネ一緒やってくれる子3年だけど」
『お疲れ様です!』
?「え?今日転校してきた?」
『はい。秋佐渡小雪姫です。よろしくお願いします』
?「え?ゆきねー!?」
懐かしい、元気な声
って、え?
しょ、翔ちゃん?