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誰も知らない。【気象系BL】

第2章 創造 × Yellow。


「あああっ…!」

思わず背中が仰け反った。


「カズの中、凄いことになってる」


俺が吐き出した熱を潤滑剤にして
回転を加えながら小刻みに揺れる、指。


「はぁっ…ああっ…、やっ…!」


そんな風に動かさないで。
おかしくなっちゃう…


「凄いね、俺の指をどんどん飲み込んでく。」



大野さんはもう片方の指で
俺の胸を弄んでる。

そっちも、なんか、もうっ…



「ココも、アソコも、すっげー勃ってる。」

「やだぁ…」


恥ずかしいのと気持ちいいのとで
涙が滲んで。


「指増やすよ?」


「ぁぁあ…っ! …はぁっ、っんぁっ…!!」



気付けば、三本。
根本までしっかり咥え込んでいた。




「ね、もうっ…お願いっ…」

消え入るような声で
コレが欲しいの、と
大野さん自身に手を伸ばす。


「右手ヌルヌルになっちゃってるから
カズが着けて?」

俺の中から引き抜かれた三本の指は
卑猥な糸を引いていた。


枕元の箱に手を伸ばして一つ取り出し
パッケージを破る。


「ほら。」


大野さんが腰を突き出すと
反り上がった中心から雫が零れそうになっていて
思わずゴクリ、と息を飲んだ。
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