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【おそ松】蜂蜜色
第1章 最底辺だって、幸せは身近に
「もぉー慌てすぎだってば」
「でも、何ていうか、雪菜さんの手、あったかくて、柔らかくて…!」
「あーそっか。初めて手を繋いだ女の子の座ゲット!だね」
それが正直うれしくて、思わず笑顔になっちゃう。
チョロ松はまだ慌ててるみたいだけど。
「それよりほら、買出し係りなんでしょ?」
立ちすくむチョロ松の手を引いて歩き出す。
「う、うん…」
繋いだ手が、次第に熱を帯びてくる。
背丈もそんなに変わらないのに、ちゃんと男の子の手してるんだ…
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