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【おそ松】蜂蜜色
第2章 松野チョロ松誘拐事件
松野家に着いて、玄関を開けた。
目の前の居間を覗いたけど、誰も居ない。
私はそのまま二階に上がった。
部屋の扉を開けると、鏡を手にしていたカラ松が驚いた顔をして私を見た。
「な、なぜ雪菜がここに?!」
「チョロ松を返してもらいに来た」
「ど、どうしてそれを!」
「雪菜ちゃんが、飲みに連れて行ってくれるって言うから教えたー」
後ろにいた十四松が悪びれる様子もなく白状する。
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