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ゲロッパっ!

第7章 最初で最後のコンサート




それからというもの、学校には行けずに


コンサートの準備に追われていた。


衣装の採寸をしたり、トレーニング、

フォーメーションの話し合いなどなど。




体重も5キロくらい落ちた。


ダンスレッスン中。


櫻井「ちゃん、大丈夫?」


小休憩のときに、隣に座って櫻井さんが

声をかけてくれた。


「はい!大丈夫です!

最近トレーニングも強化してるので

体力もついてきましたし!」



櫻井「最近ご飯も食べないで寝ちゃってるよね。

痩せたし。心配なんだけど。」



顔を覗きながら言う。


「そういうときもありますけど、


でも今はみなさんの足手まといにならないように

もっともっと頑張らないと!」



心配なんてされたくない。なんか悔しい気がする。



櫻井「十分過ぎるくらい頑張ってる。


少し休憩したってバチは当たらないよ?」



「なんで!なんでですか!?頑張っちゃダメですか!?」


私がいきなり大きな声を上げたから、

みんなが一斉にこちらを見る。



櫻井「そうじゃない!みんなで最高なものを

作りたいって思ってる。

でも、今のちゃんだと、本番まで

持たない!」



「なんで…なんで…!私はもっと

頑張らないといけないのに…!」


涙が溢れてきた。



マーコス「。今日は帰りなさい。」



先生まで…!


私は着替えを持って、家まで帰った。





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