第3章 レッスン開始です!
ダンスレッスンのあとは、ボイトレ。
人前で歌うのなんて初めてなので
ドキドキだった。
まだマネージャーさんが5人に付いてるので
1人で同じ事務所のボイトレルームに向かう。
Bルーム。ここか。
よしっ!!
ガチャ
「失礼します!今日からお世話になる…。「待ってたわよー!」
ん?オカマさん??いや、見た目は男性なんだけど、
服装や仕草からすぐにわかる。
マーコス「マーコスでぇす!ボイトレへようこそ!
あなたがちゃん?とりあえず、
好きな曲歌ってみて♪」
優しそうな人でよかった…。
私はDewさんの「君へ〜Forever friend」を歌った。
中学の卒業式に歌った、思い入れのある曲だ。
今でもあの日のことを思い出す。
マーコス「…いやぁ、驚いたわ。
声量もあるし声が伸びやかで変なクセもない。
でも、まだまだ改良の余地あるわね!」
それから2時間、マーコス先生のレッスンを受けたけど…
「腹使えっ!どーした!?もっと出るだろ!」
優しそうって言ったの、前言撤回です…。