第16章 大運動会

騎馬戦が始まった。

上に乗ってる大将の帽子を取れれば勝ち。


取られてしまったらその場で負けてしまう。




「あ、危ない！」

和くんが落ちちゃいそうになった。


山田「おーい、緑チームですよー。」


あ、いかんいかん！！


「…やった！白組の帽子取った！」



結果は赤チームと緑チームの勝ち。




「やったやったー！

二階堂くんすごかった！」



佐藤勝利「えー！俺も頑張ったでしょ！？」


二階堂「勝利も頑張ったけど

やっぱ俺が一番活躍しちゃってたね！」



「みなさんお疲れさまでした！」



競技も中盤になり、


一度休憩を挟む。




緑チームの楽屋にて…


山田「二宮くん…まだ怒ってるっぽいね。笑」



「あ…ああ。しょうがないよ。

山田くんは別に悪いことしてないし！」


そうそう。和くんが起こる意味がわからないからな。


山田「2人って付き合ってるの？」



「いやいや！付き合ってないから！笑」



山田「へー、そうなんだ。


仲良いから付き合ってるんだと思ってた！

じゃ、別に仲良くしてもいいよね？笑」



確かに。好きとか言われたことも

あったけど、付き合おうとかそういうのは

言われてないし…。


今までと何も進展してないよな…。



山田「ちゃんは二宮くんのこと好き？」



「え？」