第2章 ファンではなくて…
「嵐に、入らない?」
…………………………
……はっ!?
「え!?何を、えっ!?言ってるんですかっ!?」
松本「リーダー、もしかして…」
大野「うん、そのもしかしてだぁー。」
2人はわかってるみたいだけど、いったい何の話!?
櫻井「リーダーどゆこと!?」
相葉「ちゃんが嵐に!?うっれしー♪」
二宮「………(ピコピコ)。」
松本「実は、期間限定ユニットって感じで、
俺らのグループに1人加入させて、一年間活動するの。
もちろんコンサートもTVも出てもらう。
そんな話を、社長から言われてた。
でも本決まりじゃなかったしだからみんなには
まだ話してなかった。
でも、リーダー決めたんだね。」
大野「うん。ちゃんならいいよ。」
「え、あの…!私は学生ですし、
そんなの…!」
相葉「俺と一緒に頑張ろうよー!」
相葉くんは男の子じゃん…
「しかもジャニーズに女って!
ファンに殺されそう…!
しかも私のお母さんが許してくれないと…」
二宮「…そんで、あなたはやりたいんですか?」
二宮さんの顔は笑ってたけど、
言葉が鋭く感じた。
「…やりたい…です。」
生半可な気持ちじゃない。
実は子供の頃から憧れていた芸能界。
お母さんに内緒でオーディションに応募したこともある。
しかし、未成年のため親の同意書が必要で諦めた。
歌も好き。ダンスはまだ未知の領域…。
でも、この5人となら…。