第8章 最初で最後のコンサート⑵
二宮「ま、私は気づいてましたけどね?
デリカシーなさすぎでしょあの人。笑」
和くんは気づいてたんだ…
二宮「悪気はなかったわけですし、
許してやってね。」
そういってまた丸まって寝てしまう。
新幹線が東京駅に着いた頃には、日付が変わっていた。
その場で解散して、タクシーでそれぞれ帰宅。
私は明日は残りのドラマの撮影。
もうすぐクライマックスを迎えるので
あと何日間かだ。
…寂しいな…。
舞台が学校だったから、共演者も
年の近い子が多かったし。
残りの撮影も頑張ろっと!