第8章 最初で最後のコンサート⑵
次の日の帰り道。
新幹線にて。
二宮「、お水飲みます?」
「いや、大丈夫です。ありがとうございます。」
今は頭痛と腹痛のダブル攻撃だ。
薬も置いてきちゃったし…。
二宮「顔色かなり悪いですよ。」
「疲れちゃっただけなので
ほんとに気にしないで下さい!」
気を使わせちゃって申し訳ない…!
相葉「ちゃーん!UNOやろー!」
まーくん好きだけど、今は無理っ!!
二宮「疲れちゃってるみたいですよ。
そっとしといた方が。」
相葉「え!具合でも悪いの!?大丈夫!?」
そういって、私のおでこに手を当てて体温を確認する。
「まーくん、ほんとに大丈夫!
初めてのコンサートで気負いすぎちゃっただけ。」
相葉「えー!でもでも!血の気ないし…!
咳とかは?ないかな!?」
あーもう。
「…女の子の日だから、その、お腹と頭が痛いの ///!!」
相葉「女の子の日…あー!ごめんごめんっ!
ほんとに!いや、気にしないで!お大事にー?」
そういってそそくさと席へ戻る。
鈍感なんだから。